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【院長ブログ】若年性白内障

2022.01.15

  • 若くても白内障になることも!

白内障と聞くと一般的に、目の中の水晶体が加齢によって白く濁ってくる、加齢性白内障を思い浮かべるでしょう。実際、加齢性白内障は白内障患者全体の約8割を占めています。しかし残りの約2割は、先天性のものや外傷、アトピーや糖尿病、ステロイド剤などの薬の副作用や放射線が原因になることもあります。

若くても白内障を発症する可能性はあり、なかでもアトピー性皮膚炎の方は、30代での発症は珍しくありません。
また、近年は特に目立った原因がないのに若くして白内障を発症する方も見られるようになりました。
このように若い世代の間で見られる白内障を若年性白内障といいます。

若年性白内障は加齢性白内障と異なり、水晶体が濁りはじめる部位が違ったり、症状の進み方に差が現れます。

白内障は若い方でも起こりえる疾患なので、目がかすんだり、ものが二重に見えたりぼやけて見えるなど、目の見え方に違和感などがあれば放置せず、一度眼科を受診しましょう。

 

 

  • 白内障の改善には手術が必要

白内障は、一度水晶体が濁ってしまうと元の状態に戻すことはできません。白内障の進行を遅らせる目的で点眼薬を用いる場合もありますが、治すには手術で濁った水晶体を取り除き、眼内レンズを挿入する白内障手術しかありません。どのような白内障であっても手術によって治療をします。

  • 白内障の手術

白内障手術は、日本で年間140万人が受けている手術で、安全な手術方法が確立されています。当院では最新の医療機器を導入し、手術実績の豊富な医師による安全な白内障手術を行っています。白内障の検査はもちろん、しっかりとカウンセリングのお時間を設けていますので、ご不安やお悩みなどもご相談しやすい体制を整えています。

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