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院長に聞く“患者様への思い”
丁寧に時間をかけて診療
わかりやすい説明で
患者様の不安を解消
普段の診療ではどんなことを大切にしていますか？
とにかく丁寧に診療することです。
当院は病院レベルの検査機器を導入していますが、それらは正確な診断を行うためでもあり、また患者様にしっかりご説明するためでもあります。
今、自分の目はどんな状態なのか?この検査は何を目的に行われているのか?手術は安全か?リスクはないのか?など、“わからない”ということは不安に繋がります。
そうした不安が解消できるように、わかりやすくご説明し、1つ1つの検査・治療を丁寧に行っています。
実際、どのように患者様へ説明しているのですか？
診察室に患者様と検査画像が共有できるシステムを導入していて、それを一緒に見ながら専門用語などはできるだけ避けて、わかりやすく説明しています。
また検査画像以外にも、目の模型を使ってどの部分に問題が生じているのか、視覚的にお伝えするようにもしています。
かなり時間をかけて説明しているという印象です
そうですね。
お一人おひとりにこうして説明していると、どうしても時間がかかってしまいます。
それでも患者様の理解と納得、そして安心のためには大切な時間だと考えています。
勤務医時代はこうした丁寧な診療はなかなか行えなかったのですが、開業医になってようやく自分が理想とするスタイルで診療できていることに、やりがいと喜びを感じています。
白内障を相談したら
「即手術」というわけではありません
患者様とご相談のうえ、
手術を決定します
日帰り白内障手術を行われていますが、どんな場合に手術となりますか？
まずは患者様のお困り事を全部お聞きして、それが手術により解消できるのであれば、「手術を受けられますか?」とご案内しています。
ただ、手術するかどうかは患者様の年齢など、色々な要素が関係することなので、それらを総合的に検討して手術するかどうか一緒に考えます。
よくある誤解なのですが、「眼科に白内障を相談したら、即手術」というわけではありません。
これは強く患者様にお伝えしたいです。
もちろん、早く手術した方が良いケースもありますが、基本的に相談のうえ手術を決めるので、強引に勧めたりすることはありません。
眼瞼下垂の手術も多いとのことですが、手術の適応となるのは？
当院では眼瞼下垂の手術はすべて保険適用で行っているので、上まぶたが垂れ下がって視野が狭くなった、まぶたが重い、はれぼったく感じる、目が疲れるなどの症状を訴えられている場合には手術適応となります。
白内障手術もそうですが、患者様の訴えがあって初めて手術に至ります。
ご相談いただいたからといって、勝手に手術を決めたりすることはありません。
なお、保険適用の手術なので、「まぶたが垂れ下がって見た目が悪いので、改善してほしい」というような審美的なご要望にはお応えできません。
あくまで病気に対する手術ということをご理解いただければと思います。
眼瞼下垂の手術となると、仕上がりが気になる方も多いのでは？
術後は少し気になるかもしれませんが、通常、時間の経過とともに自然になっていきます。
また、できる限り傷跡を残さないように注意して処置を行います。
術前にはしっかりと効果と注意点をご説明して、ご納得のうえ、手術を受けていただくようにしています。
眼瞼下垂の手術で大事なのは、“やり過ぎない”ことです。
やり過ぎてしまったものをやり直すのは難しいのですが、足りない部分を追加するのは比較的行いやすいので、必ずしも皆様が1回の手術でご満足いただけるとは限りませんが、やり過ぎには注意しています。
設備・診断力・技術・経験により
安全性を高めて手術を
行わせていただきます
白内障手術など、目の手術をお考えの方にお伝えしたいことは？
「目の手術は怖い」という方は多いです。
それは目という部位ならではの不安・恐怖心かもしれません。
手術を怖がるお気持ちはよくわかりますが、高性能な機器、専門医として診断力、そしてこれまでの経験で培った技術により、安全性を高めて手術を行わせていただきますので、まずは一度ご相談ください。
例えば白内障手術は、もちろんリスクがゼロなわけではありませんが、かなり安全で完成度の高い手術と言えます。
局所麻酔による日帰り手術で、侵襲は少ないので、油断は禁物ですが「それくらい安全な手術」という風に捉えていただければと思います。
事前の説明をとても大事にしていて、手術のメリットだけでなく、デメリットについても包み隠さずきちんとお話しします。
そうして患者様と信頼関係を築くことが何よりも重要だと考えていますので、構えずに気軽にご相談ください。